宮本二天（武蔵）の”枯木鳴鵙図”を小箱の蓋へ銀の研ぎ出し蒔絵で描きました。 蒔絵の上に薄く漆を摺って汚し古色を出しています。素地は木製、蒔絵を施した以外の面は艶の有る黒、内部は下地に貼った布へ弁柄色の漆を塗って布の凹凸を活かして仕上げました。 寸法： 長さ　約24.5cm　　幅　約10.5cm　　厚さ　約3cm　　重さ　約213ｇ

長谷川等伯の”松林図”をアレンジして銀の墨絵研ぎ出し蒔絵で描いた棗です。蓋の甲は銀と金の暈し。合口や底には銀を施し、内部は艶の有る黒で仕上げました。 寸法： 最大径　約7.4㎝　　高さ　約7.2㎝　　重さ　約77g

長谷川等伯の金地墨画”波濤図”を銀の研ぎ出し蒔絵と金箔を組み合わせて小箱の蓋へ描きました。 蓋の両端面や身の外面は艶の有る黒、内部は弁柄色の漆で仕上げました。箱の素地は木製です。 寸法：長さ　約24cm　　幅　約6cm　　厚さ　約64cm　　重さ　約105ｇ

冬の雪、春の桜、夏の蝶、秋の楓を蒔絵の技法を応用して奥行き感を持たせて描いた小箱です。 素地は肉厚の木製なので丈夫です。蒔絵を施した以外の面は艶の有る黒、内部は弁柄色の漆で仕上げました。 寸法： 長さ　約23.5cm　　幅　約4.5cm　　厚さ　約2.5cm　　重さ　約105ｇ

2段に流れ落ちる滝を小箱の正面に銀の研ぎ出し蒔絵で描きました。 素地は木製、蒔絵を施した以外の面は艶の有る黒、内部は下地に貼った和紙に弁柄色の漆を塗り和紙の風合いを活かして仕上げました。 寸法：長さ　約24cm　　幅　約5cm　　厚さ　約2cm　　重さ　約64ｇ

銀杏を模った香合に、舞い散る銀杏の葉を奥行き感を持たせて描いた香合です。 素地は木製、内部と底は艶消しの黒で仕上げました。 寸法： 長さ　約7.5㎝　　幅　約6cm　　高さ　約1.6㎝　　重さ　約19g